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【感想/解説】「ジョーカー」妄想と現実あなたはどっち派?社会現象を巻き起こしたあの傑作を振り返る!

 

                        「ジョーカー」

 

(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C) DC Comics

 

皆さんこんばんは! iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、全世界で社会現象を巻き起こした

DCコミックス原作のヒューマン・サスペンス

「ジョーカー」の感想と解説を行っていきます!

 

いよいよ来月公開の待望の続編

「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」に向けて、

前作を振り返ってみましょう!

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

アーサー ホアキン・フェニックス
マレー ロバート・デ・ニーロ
ソフィー ジー・ビーツ
ペニー フランセス・コンロイ
トーマス ブレット・カレン
監督 トッド・フィリップス

 

製作年 2019年
製作国 アメリ
時間 122分
レーティング R15+
原題 Joker
配給 ワーナー・ブラザース

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video, Netflix, Hulu

 

※ 2024年9月22日時点のFilmarksの情報を

  参考にさせて頂きました。

 

あらすじ

 

 

ゴッサム・シティに住むアーサーは、

ピエロとして生計を立てながら、

コメディアンになる夢を追いかけていた。

 

しかし、街の荒廃はどんどん進んでいき、

また彼は発作的に笑う病気を持っていたため、

生きづらい毎日を過ごしていた。

 

そんなある日、アーサーは地下鉄の車内で、

酔っぱらいの男性3人組に絡まれてしまい、

とっさに護身用の拳銃で彼らを射殺する。

 

それを期にアーサーの中にある悪が目を覚まし、

次第に彼はジョーカーへと変貌していく。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

ジョーカーはこうして作られた!

 

ジョーカー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

知的にそして精神的に人々を追い詰める

ピエロの姿をしたバットマンの宿敵、

その名もジョーカー。

 

これまで、ジャック・ニコルソン

ヒース・レジャーなど名優たちが、

このキャラクターを演じ

 

そのインパクトから、

アメコミ映画に詳しくなくとも、

ジョーカーを知る人は多いことでしょう。

 

DCコミックス最恐のヴィランとも言える彼は、

いかにして誕生したのか…

 

その秘密を全く新しいアプローチで

見事に描いたのが本作「ジョーカー」です。

 

原作と異なる点は多々あるものの、

一つのヒューマン・サスペンス映画として

 

完成度がとても高く、

当時は大きな社会現象を巻き起こしました。

 

ホアキンの圧巻の演技力をはじめ、

主人公アーサーの心理描写を巧みに描いた

今も色褪せることのない名作です。

 

 

本作のテーマを一言で表現すると、

"ヴィランは生まれるのではなく作られる"

この言葉がぴったりではないでしょうか。

 

アーサーはもともと、コメディアンという

夢を追いかける一人の市民でした。

 

しかし、ゴッサム・シティ劣悪な治安

彼が育ってきた家庭環境に問題があり、

アーサーは怪物に変えられてしまいました。

 

ジョーカーは生まれながらの悪ではなく、

作られた悪なのです!

 

そして今、悪はウイルスのように

街の人々に次々と伝染していき

 

市民の不満を代弁したジョーカーは、

ある意味ゴッサム・シティにとって、

ヒーローのような存在でした。

 

貧富の格差に市民の暴動、

これは単なるフィクションにとどまらず、

現実世界における問題でもあります。

 

本作は、社会的メッセージ性を含んだ

重要かつ危険な作品だったと言えるでしょう。

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

妄想と現実の境界線はあなた次第

 

映画.comより引用

 

本作は意外にも、

考察映画的な要素を多く含んでおり

 

従来のアメコミ映画とは

また違った面白さがありました。

 

その代表となるのが、

「現実と妄想の境界線」です。

 

アーサーには妄想性障害と思われる症状があり、

本作で描かれている出来事の

 

どこまでが現実でどこまでが妄想なのか

観客は頭を悩ませることになります。

 

 

アーサーの妄想性障害が

明かされるのは物語中盤でした。

 

彼は同じアパートに住むソフィーに恋しており、

二人はデートを重ねます。

 

彼らの距離は急速に縮まっていき、

アーサーの母親が倒れた時には、

ソフィーはアーサーの傍にいました。

 

しかし、現実は全く異なるものでした。

 

ソフィーは確かに存在していましたが、

二人のデートや病院での出来事は全て妄想で、

アーサーはずっと一人だったのです。

 

(物語序盤でアーサーは、自分がマレーのショーに出演する

想像をしていましたが、あれは妄想性障害の伏線かも🤔)

 

 

本作のラストでは、

アーサーはアーカム州立病院にいて、

カウンセリングを受けている様子が映ります。

 

僕は最初、アーサーは暴動があった後に、

州立病院に入院させられたのだと思いましたが

 

本作のメジャーな考察として、

"アーサーはずっと病院の中で生活しており、

全てが妄想だった"という説があります。

 

この説はとても面白いですが、

個人的には"全てが妄想ではない"という説を

推していきたいですね~(笑)

 

現実と妄想の境界線は不明ですが、

この曖昧さが本作の面白い点だと思います。

 

もしかするとあの護身用の拳銃は、

同僚から強引に渡されたのではなく、

アーサー自身が購入したものかもしれません。

 

もしかするとマレーのショーで、

アーサーのネタ中の映像が放送された出来事は、

現実では起きていなかったかもしれません。

 

だとすると、同僚やマレーが殺されたのは、

アーサーの被害妄想が引き起こした

恐ろしくも悲しい事件ということになります。

 

もちろんこれが正解かは分かりませんが、

観客によってそれぞれ解釈が異なるというのが、

本作の醍醐味ですね。

 

果たして続編では真実が語られるのか、

物語の動向に注目です!

 

 

まとめ

 

✅ 社会現象も納得の不朽の名作

✅ 悪が作られる過程に驚愕

✅ 考えれば考えるほど興味深いラスト

 

「ジョーカー」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

普通に風景の写真を撮っていたら、

勝手に何かのQRコードを読み取りだして、

ちょっと怖かったです(笑)

 

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