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【感想/解説】「ノック 終末の訪問者」四人組の正体とは?終末を目前に迫る究極の選択が辛いスリラー映画

 

            「ノック 終末の訪問者」

 

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皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、「シックス・センス」「オールド」等

スリラー映画のヒットメーカーである

 

M・ナイト・シャマラン監督の最新作

「ノック 終末の訪問者」

感想と解説を行っていきます!

 

世界の終末を目前にして、

ある一家に迫られる究極の選択。

 

物語の設定は面白く、

雰囲気も良い作品だったのですが…

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

レナード デイヴ・バウティスタ
アンドリュー ベン・オルドリッジ
エリック ジョナサン・グロフ
ウェン クリステン・クイ
サブリナ ニキ・アムカ=バード
エイドリアン ビー・クイン
レドモンド ルパート・グリント
監督 M・ナイト・シャマラン

 

製作年 2023年
製作国 アメリ
時間 100分
原題 Knock at the Cabin
配給 東宝東和

 

視聴方法

 

2023年4月7日より、

全国ロードショー公開中です!

 

あらすじ

 

 

エリックアンドリュー、そしてウェンの一家が

山小屋で休日を過ごしていたところに、

武器を持った謎の男女4人組がやって来る。

 

あっという間に山小屋に押し入る彼らに

捕まってしまうエリックたち。

 

そして、4人組の一人レナードは、

彼らにとある決断を迫る。

 

それは、「世界の終末を止めるために、

家族の誰か一人を犠牲にしなければならない」

というものだった…

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

世界と家族、どちらを選ぶか?

 

ノック 終末の訪問者 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

前作「オールド」にて、

年齢が急激に加速してしまうという

全く新しい恐怖を描いたシャマラン監督。

 

彼の次なる恐怖は、見知らぬ訪問者が

ロッコ問題のような選択を迫ってくる、

これまた斬新な切り口のものでした。

 

まずは、物語の簡単な概要からご紹介します!

 

 

主人公のエリックら家族3人は、

山小屋での休暇中に、謎の4人組に遭遇します。

 

彼らは、世界の終末を止めに来たと言い、

「家族の中から一人、犠牲を選べ」と

唐突に何とも残酷な質問を迫ります。

 

もしも、選択をしなければ、

大勢の人間が死ぬことになると脅しますが、

もちろん、そんな話は信じられません。

 

エリックとアンドリューはゲイなので、

それを狙った犯罪者であるとか、

宗教の勧誘であるなど、色々な推測をします。

 

しかし、時間が過ぎていくにつれ、

TVで地震パンデミックの報道が流れ始め

 

「世界の終末は本当に起きているのか」

何が真実なのか分からなくなります。

 

危険を覚悟して脱出も試みてみますが、

事態は一向に変わる気配がありません。

 

本当に犠牲を選ばなければならないのか…

 

到底決めることのできない究極の選択が、

山小屋というワンシチュエーションを舞台に

緊張感をもって、展開されていきます!

 

 

面白くないことはないけれど…

 

映画.com より引用

 

ここまで、作品の概要をご紹介しましたが、

早速、本作の感想に移りたいと思います!

 

正直に言いますと…

何とも微妙な作品でした😅

 

決して面白くない訳ではないですし、

スリラー映画らしいドキドキする場面や

独特の怖い雰囲気を楽しめたのですが

 

鑑賞後に何か心に残ったかというと、

それは「う~ん」という感じなのです(笑)

 

ネタバレなしパートなので、

あまり詳しく語ることができませんが

 

シャマラン監督としては珍しい、

ドストレートな物語だった点が、

個人的にハマらなかったのかもしれません。

 

緊張感がある一方で、淡々ともしていて、

最後の最後まで予想を超えなかった

というようなかんじでしょうか。

 

前作「オールド」が良作過ぎただけに、

ちょっと残念でしたね。

 

しかし、シャマラン監督がおくる、

毎度毎度の斬新な物語の切り口は好きですし

 

これからもぜひぜひ、

スリラー映画を作って欲しいなと思います!

 

また、MCUの「GotG」シリーズや

「ナイブズ・アウト:グラス・オニオン」とは

 

一味違ったデイヴ・バウティスタ

落ち着いた怖い演技は素晴らしかったです。

 

ハリー・ポッター」シリーズのロンで有名な

ルパート・グリントも出演しているので

映画好きな方は必見(?)かもしれませんね!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

謎の4人組の正体とは?

 

映画.com より引用

 

誰もが気になる、物語の最大のポイント、

謎の4人組の正体について解説していきますが、

これが正直難しい…(笑)

 

なぜなら、聖書の知識が必要になるからです。

 

今回、世界の終末がテーマということで、

ヨハネの黙示録が元ネタとなっており

 

そこに登場する黙示録の四騎士こそが、

謎の四人組の正体でした。

 

「支配」「戦争」「飢餓」「疫病」。

 

教師のレナードはリーダーとしての支配

 

喧嘩っぱやいレドモンド戦争

 

コックのエイドリアン飢餓

 

看護師のサブリナ疫病

 

彼らの職業や性格が、

四騎士を表していたんですね!

 

 

しかし、本来、四騎士という者は、

人間を殺してしまう権威を持っており、

終末を防ぐ側ではありません。

 

本作では、まさに対局の存在で、

疑問に思ってしまいますが

 

よくよく考えてみると、彼らの行動は、

名前とは裏腹のものでした。

 

飢餓のエイドリアンは、

コックとして食べ物を与え

 

疫病のサブリナは、

看護師として癒しの力を持っていました。

 

また、レナードは支配というよりも導きで、

レドモンドは一度逮捕されていることから、

戦争という暴力から更生したと考えられます。

 

本作において、彼らは四騎士というよりも、

四騎士とは逆の行動を取っている、

守り神のような存在だったのかもしれませんね!

 

 

まとめ

 

✅ 愛する家族か、全人類を選ぶか

✅ 緊張感があるも、意外性は少ない

ヨハネの黙示録が、キーワード!

 

「ノック 終末の訪問者」

興味のある方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

実は本作、

人生初の一人映画でした!

 

記念すべき1回目の作品の

テーマがどえらいですね(笑)

 

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