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【感想/解説】「NOPE ノープ」UFOにチンパンジー!?考察しがいのある異色SFスリラーが本当に面白い

 

                  「NOPE ノープ」

 

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皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、最悪の奇跡が起こると噂の

ジョーダン・ピール監督最新作

 

「NOPE ノープ」

感想と解説を行っていきます!

 

これまで「ゲット・アウト」や「アス」など

メッセージ性の強いホラー/スリラー作品を

生み出してきたピール監督ですが

 

やはり今回もまた、強烈で斬新な、

異色SFスリラー作品となっていました😱

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

OJ ダニエル・カルーヤ
エム キキ・パーマー
ジュープ ティーヴン・ユァン
エンジェル ブランドン・ペレア
監督・脚本 ジョーダン・ピール

 

製作年 2022年
製作国 アメリ
時間 131分
原題 Nope
配給 東宝東和

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video
レンタル U-NEXT

 

※ 2023年5月16日時点のFilmarksの情報を

  参考にさせて頂きました。

 

あらすじ

 

 

父と妹エムと家族三人で、

田舎町の牧場を経営しているOJ

 

彼は、副業に専念しているエムとは違い、

牧場のことを第一に考え働いていた。

 

ある日、OJが普段通り仕事をしていると、

空から異物が降る謎の現象に遭遇する。

 

すると、その異物の一つが父に直撃し、

父はOJの目の前で死んでしまう。

 

死因は飛行機の落下物による事故死とされるが、

OJは納得がいかない。

 

それもそのはず、

彼は空に潜む巨大な飛行物体を見ていたのだ。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

UFO映画の歴史を塗り替えろ!

 

NOPE ノープ : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

2017年の「ゲット・アウト」で見せた、

予想外の結末と社会問題に切り込んだ脚本で、

一躍有名となったジョーダン・ピール監督。

 

ホラー/スリラー映画の面白さはもちろん、

強烈なメッセージ性を残すピール監督の作風は、

多くの映画好きを一挙に虜にしました。

 

そんな彼の最新作が去年公開され、

僕もず~っと楽しみにしていたわけですが…

 

なんと、今作のテーマはUFOなのです。

 

「え!ここにきてまさかのUFO!?」

予告編を観た時、僕は最初驚きました。

 

でも、ピール監督を侮ってはいけません(笑)

 

僕たちが今まで観てきたような

よくあるUFO・エイリアン映画ではなく、

斬新な異色SFスリラー作品なのです!

 

では、一体どの点が斬新なのでしょうか。

 

それは、考察しがいのある物語にありました!

 

 

ストーリーとしては、OJとエムの兄妹が、

父の命を奪ったUFOを映像に収めようと

奮闘するSFスリラーとなっています。

 

これだけ聞くと、シンプルに思いますが、

ここにジュープという男が加わることで、

物語に異様な怖さが生まれていました。

 

彼はOJの近所にテーマパークを運営する

オーナーでしたが、元子役であるという

面白い経歴を持っていました。

 

しかし、その子役時代には、

恐ろしい過去が隠されていたのです。

 

ジュープは、チンパンジーの登場する

コメディドラマに出演していましたが

 

ある時、撮影中にチンパンジーが暴れ、

惨劇と呼ぶべき事故が起こったのでした。

 

 

このジュープのトラウマが、

本軸のUFOに相まって描かれるわけですが、

どのような意味があるのか不思議ですよね!

 

このように、本作は単なるUFO映画ではなく、

意味ありげな不気味なシーンが至る所に

挿入されたピール流UFO映画なのです。

 

これは間違いなく、

UFO映画の歴史を塗り替えましたね~

 

スケールの拡大したピール・ワールドは、

ぜひぜひ観て欲しいなと思います!!

 

 

こんな状況、まさにノープ!

 

映画.com より引用

 

本作のタイトルである"Nope"は、

英語のスラングで強い否定の意味があります。

 

「ムリムリ!」や「終わった…」

といった感じのニュアンスですね。

 

本作では、まさに Nope と言いたくなる

強烈な場面が満載でした。

 

例えば、UFOが雲の中に隠れながら、

高速で空を移動し追いかけてくるシーンや

 

チンパンジーのゴーディが、

出演者たちに襲い掛かるシーンなど

印象的な画がとても多かったです。

 

特に、ゴーディは本当に怖くて、

正直UFOに勝っていましたよ…(笑)

 

全体的にみるとホラー度は低めですが、

たまに攻めた場面があり、それがまた

良いアクセントになっていましたね。

 

皆さんは鑑賞中に、

何回 Nope と言ってしまうでしょうか。

 

ぜひ数えてみてください(笑)

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

UFOの正体と人間の愚かさ

 

映画.com より引用

 

※ ここからは作品の重要なネタバレを含みますので

  未鑑賞の方はご注意ください。

 

それでは、ネタバレあり感想のパートでは、

本作の最大の謎であるUFOとゴーディの関係性

について考察してみたいと思います!

 

まずは、そもそもUFOの正体とは何なのか、

振り返ってみましょう。

 

 

UFOは雲に姿を隠し、

ずっとOJの住む田舎町にいたわけですが、

次第にその凶暴な性格を見せてきました。

 

ありとあらゆる人や物を吸い込み、

田舎町を恐怖に陥れたのです。

 

その目的は、一体何なのでしょうか?

 

それは実にシンプルなもので、"生きるため"。

UFOはエイリアンの乗った船などではなく、

UFO自体が生き物だったのでした!

 

人を吸い込んでいたのは誘拐ではなく、

食事をしていたわけですね…😱

 

 

UFOが生き物となると、本作は生き物

どうやらキーワードになりそうです!

 

他に、OJたちの飼っている馬や

チンパンジーのゴーディが登場しましたが

 

彼らの共通点は、人間に管理されていて、

それに抗ったことでした。

 

馬もゴーディも、映画やドラマの撮影のために

飼いならされていたわけですが

 

彼らは常に思い通りに動くわけではなく、

時に人間に反抗していました。

ジュープのトラウマがその良い例ですね

 

つまり、人間は自然を支配しようとしますが、

それは不可能であることが分かります。

 

ジュープが試みたUFOのショーも、

あっけなく失敗に終わりましたもんね…

 

 

このように、本作はUFO映画ながらも、

人間と自然の関係性に警鐘をならした

壮大なテーマの作品でした!

 

一見、何の関係性もないように思う

UFOとチンパンジーも、同じテーマに沿って

描かれていたのですね。

 

人間は自然を管理しようとしますが、

それはできないことなのかもしれません。

むしろ、自然によって人間は管理されている?

 

それにしても、UFOと自然を組み合わせるとは

あまりにも斬新すぎて、何と言いますか、

ピール監督らしいです(笑)

 

次は一体どんなメッセージ性を

ホラー/スリラー作品で見せてくれるのか。

 

楽しみに待ちましょう♪

 

 

まとめ

 

✅ UFO映画史に残る異色作!

✅ Nope な強烈な場面も沢山

✅ ピール監督らしい考察ポイントも

 

「NOPE ノープ」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

おすすめ関連作品

 

「アンテベラム」

ゲット・アウト」「アス」のプロデューサー製作作品!

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

前から気になっていた

ユニバのバックドラフトに乗れないまま

運営が終了してしまった…😱

 

そして、スパイダーマンまでぇぇぇ!

 

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