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【感想/解説】「スティルウォーター」マットの新作!意外な真相と余韻を残すヒューマンサスペンス

 

      「スティルウォーター」

 

(C)2021 Focus Features, LLC.

 

皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、マット・デイモン主演の

サスペンス映画「スティルウォーター」

感想と解説を行っていきます!

 

ポスターを見て一言、

マットも年を取ったなぁと思ってしまいました😅

 

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、結末を除き、

一部ストーリーの内容を扱っています。

結末については、ぜひ本編をご覧ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

ビル マット・デイモン
アリソン アビゲイル・ブレスリン
ヴィルジニー カミーユ・コッタン
マヤ リロウ・シアウヴァウド
監督・脚本・製作 トム・マッカーシー

 

製作年 2021年
製作国 アメリ
時間 139分
原題 Stillwater
配給 パルコ=ユニバーサル映画

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video
レンタル U-NEXT, dTV 他

 

※ 2022年9月28日時点のFilmarksの情報を

参考にさせていただきました。

 

あらすじ

 

米スティルウォーター出身のビルは、

殺人罪で捕まった娘アリソン

無実を証明するために

 

フランス・マルセイユ

一人事件の真実を追い求めていた。

 

しかし、フランス語を喋ることができず、

また、アリソンとの関係も上手くいかず、

捜査に進展はないままだった。

 

そんな中、ビルは偶然知り合った

ヴィルジニーと娘のマヤと打ち解ける。

 

彼らとの出会いが、

ビルの生活を変えていくのだった。

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

観客にグッと問いかける作品

 

スティルウォーター : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

本作は、娘の無実を証明するために

奮闘する父の姿を描いたサスペンス映画ですが、

"ただのサスペンス"ではありません。

 

観客の善悪の価値観や判断にグッと問いかける

"考えさせられるサスペンス"でした。

 

ビルの娘であるアリソンは、フランス留学中に、

ガールフレンドを殺害した容疑で逮捕されます。

 

彼女はやっていないと訴えますが、

異国の地であることから、偏見の目もあり、

状況は思うように進みません。

 

それは当然ビルも同じで、よそ者扱いを受け、

住民や探偵はまともに取り合ってくれません。

 

そうなればもう、信じられるのは自分だけ。

自分で解決するしかないのです。

 

そしてビルは、とんでもない手段に出ます。

事件を解決するために新たな事件を起こすのは、

果たして仕方がないことなのでしょうか…

 

この手のテーマを描いた作品は、

僕もちょくちょく観たことがありますが、

本作は中でも衝撃的だったと思います。

 

特に後半、一気に加速する物語は、

とてもスリリングで目が離せませんでした

 

ビルの行いもそうですが、

何よりこれだけで終わらないんです。

 

なんと、たどり着いた事件の真相にもまた、

めちゃめちゃ考えさせられます

 

異国の地で、アリソンの身に何が起きたのか。

 

心と時間に余裕がある時に、

ぜひ鑑賞してみてください。

 

ちょっと不思議な構成?

 

映画.com より引用

 

本作のメインはもちろんサスペンスですが、

同時にヒューマンドラマ色も濃かったです。

 

構成的には、

サスペンス→ドラマ→サスペンスで

ちょっと不思議な感じもしました。

 

前半は、ビルによる捜査が展開され、

文化や人種の違いを交えた

リアリティのある困難さが描かれます。

 

中盤になると、フランスで知り合った

ヴィルジニーとマヤとの交流に移ります。

 

これが、実はまぁまぁの長尺で、

一旦サスペンス映画であることを

忘れてしまいました(笑)

 

そして後半になると、先程ご紹介したように

一気にスリリングな展開に変化し、

サスペンス映画が再び戻ってきます。

 

ヒューマンドラマのパートも、

温かみや切なさがあってとても好きでしたが、

やっぱりちょっと長かったですね😅

 

もうちょっとキュッとしたら、

本編も2時間以内に収まり、

より観やすくなったかもしれません。

 

まぁでも、

マットの演技が沢山観れたから、OKです!(笑)

 

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

伏線回収、そしてあのセリフに全てが

 

映画.com より引用

 

タイトルの「スティルウォーター」

この伏線回収は素晴らしかったですね!

 

舞台はマルセイユだし、

何でこの題名なんだろうと思っていましたが、

まさかあんな風に登場するとは😲

 

”どんでん返し”とはまた違った

一種のしてやられた感があって、

思わず「え!」と声が出ました。

 

さて、そんな例のあのシーンですが、

犯人と思しき人物を自らの手で監禁する展開は

 

ヒュー・ジャックマン

ジェイク・ギレンホール主演の

プリズナーズを連想させました。

 

あの作品の方が、かなり残酷でしたが、

暴走する父親という点では共通していますね。

 

マヤを大切に想っていたビルだからこそ、

彼女を巻き込んで欲しくはなかった…

 

しかし、マヤと一緒にいる時に、

犯人に出くわすとは何とも残酷でした。

 

まるで、「マヤとアリソン、どっちを選ぶ?」と

悪魔がささやいているかのようです。

 

人生には、思いがけない分岐が沢山あって、

どこに落とし穴があるか分かりません。

 

アリソンの事件、ビルの行動。

一つの過ちに、大きな結果が待っています。

 

劇中にもあった「人生は残酷」

正にそれを感じさせる作品でした。

前回の「ソウルフル・ワールド」と違い過ぎるね😅

 

 

 

まとめ

 

✅ 考えさせられるサスペンス映画

✅ ヒューマンドラマ的な一面も

✅ 素晴らしいタイトルの伏線回収

 

「スティルウォーター」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

もう10月って早すぎ!!

明後日は内定式だぁ…

 

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