(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
皆さんこんばんは!iBUKi です!
当ブログにお立ち寄り頂き、
ありがとうございます😊
今回は、「君の名は。」「天気の子」に続く
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」の
感想と解説を行っていきます!
いやもう本当に、RADWIMPS の主題歌が
良すぎて頭の中を永遠リピートしてて、
逆に記事の作成が進みそうにないですね(笑)
🎬CONTENTS
ネタバレについて
本記事では、ネタバレなしとありの両面から
作品の感想/解説を行っています。
ネタバレに関して、結末を除き、
一部ストーリーの内容を扱っています。
結末については、ぜひ本編をご覧ください。
作品基本データ
メイン・キャスト
すずめ/鈴芽 | 原菜乃華 |
そうた/草太 | 松村北斗 |
たまき/環 | 深津絵里 |
にのみや/二ノ宮 | 伊藤沙莉 |
せりざわ/芹澤 | 神木隆之介 |
監督/脚本/原作 | 新海誠 |
製作年 | 2022年 |
製作国 | 日本 |
時間 | 122分 |
レーティング | 全年齢 |
配給 | 東宝 |
視聴方法
2022年11月11日より、
全国ロードショーで公開中です!
あらすじ
叔母と二人で宮崎に住むすずめは、
廃墟を探しているという青年草太と出会う。
どこか見覚えのある草太に惹かれたすずめは、
彼を追い、山中にある廃墟にたどり着くが
そこにある一つの不思議な扉を開けてしまい、
その直後、九州で大きな地震が発生する。
なんとその扉は災いを呼ぶ扉で、
草太は日本各地の扉を閉める「閉じ師」だった。
自分のしたことに責任を感じたすずめは、
草太の手助けをしようとするが
二人の前に喋る白い猫(ダイジン)が現れ、
草太は椅子に姿を変えられてしまう。
予告編
ネタバレなしの感想と解説
今と向き合う、深すぎる作品
すずめの戸締まり : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
映画.com より引用
世界的な大ヒットを記録し、
ハリウッド実写映画化の製作も進んでいる
あれから約6年。次の作品が期待され、
色々なプレッシャーもあったと思いますが、
またしても名作の誕生ではないでしょうか。
本作「すずめの戸締まり」は、
よくあるエンタメ映画という枠組みを超えて
非常にメッセージ性の強い
深く考えさせられる作品となっていました。
それでは詳しく見ていきましょう!
本作の簡単な内容としては、
普通の女子高生のすずめが閉じ師の草太と出会い
日本に迫っている未曾有の危機に立ち向かう
ファンタジー・アクションなのですが、
そこには一つ大きなテーマがありました。
それは、「今と向き合う」ということです。
すずめが開いた廃墟の扉は、災いの元で、
そこから現れるミミズ(赤黒い雲)によって、
巨大地震が発生していました。
つまり、扉をそのままにしておくと、
全国各地で地震が起きてしまうわけですが…
これって正に今の日本ですよね!
恐ろしいことだけど😥
どこで起きてもおかしくない震災に、
小さな地震はまるで日常茶飯事。
本作で描かれている物語は、
一見ファンタジーの世界に見えて、
実はリアルな今が投影されているのです。
中々、挑戦的な作品だと思いますが、
日本に住んでいる以上「震災」とは
共存していかなければならないので
改めて色々考えさせられる
素晴らしい映画なのではないでしょうか。
そして、何と言っても本当に、
ラストは涙なしでは観られません!
映画館だったので頑張ってこらえましたが、
家で1人で観ていたら、もう号泣でしたよ😭
これは是非、普段アニメ映画を観ない方にも、
観て頂きたい作品ですね!
因みに、僕も普段アニメ映画観ない人なので(笑)
美しい日常の風景
映画.com より引用
扉の先に広がる別世界の表現も、
幻想的でめちゃめちゃ綺麗でしたが
僕はそれよりも、日常の風景が美しくて、
とても心に刺さりました!
すずめと椅子になった草太は、
ダイジンを追って、日本各地を巡りますが
その様子がロードムービー風に描かれます。
その場その場で出会う人たちの、
毎日の何気ない日常の一部を観ることができ、
何だか心が癒されました。
どこか見慣れた景色がそこには広がっていて、
安心感が凄かったですね~
これから大災害が起こるとは思えない、
本当に対照的で平和な様子。
この景色を守り続けたい…
そう感じた瞬間でした。
ネタバレありの感想と解説
タイトルに隠された想いとは?
映画.com より引用
ネタバレなしの感想と解説では、
「今と向き合う」というテーマに注目しましたが
タイトルの「すずめの戸締まり」には、
「過去を思い出す」という想いも
込められているのではないかと思います。
常世に繋がる扉は、
人々から忘れられた廃墟に存在していました。
扉を閉じるために、すずめや草太は
その場所の記憶を思い出していましたが
これこそ正に、
僕たちがすべきことなのかもしれません。
どんな災害の歴史と記憶も、
やはり時間が経つと、風化してしまいます。
しかし、災害は必ずまたやってきます。
扉は開いてしまうのです。
だからこそ、戸締まりをして、
過去と向き合うべきではないでしょうか。
そんなことを感じさせられましたね~
これまでの新海作品にも、
災害は描写されていましたが
本作はとてもストレートで、
強い想いがありました。
説明不足な点も少々…?
映画.com より引用
ここまで本作の魅力をお話しましたが、
残念に感じたポイントも正直あったので、
それについても触れていきたいなと思います!
簡単に言うと、説明不足な点ですね😅
例えば…
ダイジンはなぜ草太を椅子に変えたのか?
サダイジンはなぜ環さんに憑依したのか?
ダイジンの目的は結局何だったのか?
気づいたら、ダイジン関係ばっかり(笑)
ある意味、考察しがいがあるかもですが、
やっぱりダイジンは、物語において
かなり重要なキャラクターですので
そこは曖昧にするのではなく、
丁寧に描いていた方が、
より面白い作品になったかなと思います。
本当に謎が多すぎるキャラなので、
スピンオフ作品待ってます!(笑)
まとめ
✅ 様々なメッセージを含む深い作品
✅ 日常の風景がとにかく美しい
✅ もやもや感を残す点も少し
「すずめの戸締まり」
まだ観ていない方は、ぜひチェックです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
これからも、沢山の洋画情報を
お届けしますので
ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!
それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!
バイバイ!
おまけの一言
ブログを始めて約2年9カ月、
何気に初の邦画紹介でした!
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