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【感想/解説】「クーリエ:最高機密の運び屋」セールスマンがスパイに!冷戦下にあったまさかの実話とは

 

   「クーリエ:最高機密の運び屋」

 

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皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、キューバ危機の裏にあった実話を描いた

「クーリエ:最高機密の運び屋」

感想と解説を行っていきます!

 

誰もが一度は、歴史の授業で学ぶキューバ危機。

その裏側には、ある一人のセールスマンの

勇敢で残酷な実話が隠されていたのでした。

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、結末を除き、

一部ストーリーの内容を扱っています。

結末については、ぜひ本編をご覧ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

ウィン ベネディクト・カンバーバッチ
ペンコフスキー メラーブ・二ニッゼ
エミリー レイチェル・ブロズナハン
シーラ ジェシー・バックリー
監督 ドミニク・クック

 

製作年 2020年
製作国 イギリス・アメリ
時間 112分
原題 The Courier
配給 キノフィルムズ

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video, Netflix
レンタル Rakuten TV, dTV

 

※ 2023年2月2日時点のFilmarksの情報を

  参考にさせていただきました。

 

あらすじ

 

 

アメリカとソ連の対立が頂点に達していた

1960年代。

 

セールスマンのグレヴィル・ウィンは、

CIAとMI6からある依頼を受ける。

 

それは、ソ連の内通者ペンコフスキー接触し、

機密情報を西側に持ち帰ることだった。

 

素人のウィンにとってまさかの仕事であったが、

家族のために、彼は情報の運び屋となる。

 

ペンコフスキーと接触を重ね、

次第に仕事が板につくウィン。

 

しかし、ペンコフスキーにスパイ容疑がかかり、

ウィンは人生最大の決断を迫られる。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

まるで映画のような実話

 

クーリエ 最高機密の運び屋 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

冒頭紹介したように、本作は実話がベースで、

ベネディクト・カンバーバッチ演じるウィンも

実在した人物になります。

 

ウィンはセールスマンという仕事がら、

東ヨーロッパに赴くことが多く

 

そのキャリアに CIA や MI6 が目を付け、

彼は一般人なのにも関わらず、

スパイにスカウトされたのでした

 

表向きはセールスの出張ということで、

モスクワでいつも通り仕事をしますが

 

その傍ら、内通者から情報を受け取り、

それを国に持ち帰っていたのです。

 

一般人がスパイになるとは、

フィクションのように思えますが、

これが本当に実話だなんて驚きですね!

 

どんな手段もいとわない、当時の世界情勢の

緊張を物語っているようにも感じます。

 

 

スパイや内通者というと、以前紹介した

ディパーテッド」を思い出します。

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

この作品では、マフィアと警察それぞれの

潜入捜査官と内通者の攻防が描かれますが

 

本作は、国と国をまたいでおり、

壮大なスケールと緊張感が見られました。

 

素性がバレれば、

異国の地で投獄か処刑が待っています。

 

持ち帰る情報を一歩間違えれば、

戦争に発展してしまう可能性があります。

 

ウィンとペンコフスキー、

彼らの行動次第で、世界は良い方向にも

悪い方向にも動くのでした。

 

果たして、どれだけのプレッシャーが

二人の上に圧し掛かっていたのでしょうか。

 

家族や世界、そして信念のために、

スパイ活動を続ける責任と恐怖

 

これはもはや想像できるものではありません。

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

カンバーバッチ体当たりの演技

 

映画.com より引用

 

本作は派手さはないものの、

リアルなスパイ活動の様子と丁寧な心理描写が

特徴的な作品となっていました!

 

ワンシーンワンシーンは比較的短く、

物語がスムーズに運ばれていきますが

 

その中に、ウィンとペンコフスキーの

家族関係であったり友情が見られ、

人間ドラマが詰まっていたように思います。

 

 

そして、そんな中、一際目立っていたのが、

カンバーバッチ体当たりの演技でした。

 

物語終盤、ウィンはとうとうKGBに捕まり、

1年半以上も収監されることになりますが

その時の彼の様子は全くの別人でした。

 

頬は瘦せこけ、明らかに健康とは言えません。

 

それもそのはず、ウィンは不衛生な牢屋に

入れられ、まともな食事も与えられず、

精神的に追い詰められていたのです。

 

しかし、彼は決して生きる希望を捨てず、

家族の元へ帰るため、力強く耐えたのでした。

 

 

実際このシーンを撮影したカンバーバッチは、

頭を丸坊主にし、約10kg減量したそうです。

 

ドクター・ストレンジ」のような

クールなヒーローを演じる彼のこの様子を見て

 

かなり衝撃的でしたが、

同時に素晴らしい俳優魂を感じました!

 

しかし、実際のウィンさんも、

監獄生活を生き抜いたわけですから

彼の精神力には本当に驚かされます。

 

スパイ活動で、世界を核の脅威から救い、

異国の地の牢屋で生き抜いた男。

 

彼は本当に、

ただの元セールスマンなのでしょうか。

 

 

まとめ

 

✅ 実話をカンバーバッチが熱演

✅ 想像を超える責任と恐怖

✅ 人間ドラマの詰まった一作

 

「クーリエ:最高機密の運び屋」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

初の大阪あべのハルカスへ!

 

お目当ての16階にある

美術館へ行こうとしたら…

 

その階に上がるエレベーター探しに

しばらく苦戦しました😵

 

都会は難しい(笑)

 

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