今夜は映画ナイト!

洋画・ディズニー作品・海外ドラマを中心としたエンタメブログ!たまに雑談も・・

【感想/解説】「ナイトメア・アリー」毒の効いたラストが一生忘れられない名作サスペンス・スリラー!

 

         「ナイトメア・アリー」

 

(C)2021 20th Century Studios. All rights reserved.

 

皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、2022年アカデミー賞において、

作品賞をはじめ計4部門にノミネートされた

ギレルモ・デル・トロ監督の名作サスペンス

 

「ナイトメア・アリー」

感想と解説を行っていきます!

 

毒の効いた衝撃的なラスト

映画ファン必見のおすすめ作品です。

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

スタン ブラッドリー・クーパー
リリス ケイト・ブランシェット
モリー ルーニー・マーラ
ジー トニ・コレット
クレム ウィレム・デフォー
エズラ リチャード・ジェンキンス
ピート デヴィッド・ストラザーン
監督・脚本 ギレルモ・デル・トロ

 

製作年 2021年
製作国 アメリ
時間 150分
原題 Nightmare Alley
配給 ディズニー

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video, Disney+, Hulu

 

※ 2024年2月6日時点のFilmarksの情報を

  参考にさせていただきました。 

 

あらすじ

 

 

ショービジネスの成功を夢見るスタンは、

ある日カーニバルの一座で働くこととなる。

 

そこでは、様々な方法で観客の目を引く、

インチキ商売が行われていた。

 

その中で、スタンは読心術に興味を持ち、

ピートからその方法を学んでいく。

 

 

2年後、スタンは恋人のモリーと共に、

読心術のショーで名を上げていた。

 

お金に執着するスタンはやがて、

心理学者のリリスと手を組み、

大物を狙った嘘の霊商売を始めだす。

 

しかし、彼の行き過ぎた行動が、

大きな事件に発展してしまう。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

入ったら最後の"悪夢小路"

 

ナイトメア・アリー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

本作は、ウィリアム・リンゼイ・グレシャム

「ナイトメア・アリー 悪夢小路」を原作とした

サスペンス・スリラー映画です。

 

最初アリーは人の名前で、

悪夢のような人物の話かと思っていましたが、

正しくはAlley=小路のほうでした(笑)

 

成功を手にした主人公が道を踏み外し、

悪夢のような小路(人生)にはまってしまう様が、

スリリングに描かれています。

 

本作を監督したのは、

鬼才ギレルモ・デル・トロ

 

彼の作品といえば、

ミミック」や「パンズ・ラビリンス」など

怪物の登場が印象的です。

 

しかし今作では、本物の怪物ではなく、

人間の怪物的な一面を見事に暴いていました。

 

では一体、そんな一面を持つ

主人公スタンとはどのような人物なのか、

少し見ていきましょう。

 

 

スタンは頭が良く、

社交性も十分にありますが、

お金に執着しているアイデアマンです。

 

カーニバルの一座で働いていた際に学んだ

読心術を披露して生計を立てていました。

 

ある日、ショーで知り合ったリリスと共に、

彼は嘘の霊商売を思いつきます。

 

心理学者であるリリスのもとには、

大物たちがセラピーを受けに来ていたので、

その情報を利用して霊視を行ったのでした。

 

しかし、嘘を重ねていくうちに、

スタンは徐々に追い詰められていきます。

 

後には引けなくなった彼はとうとう

一線を越えてしまうのでした…

 

 

最後にスタンに待ち受ける運命。

いやーかなり毒の効いたラストでした!

 

これは一生忘れることはないでしょう

 

正直そこまで注目していなかった作品なだけに、

完成度が高くて打ちのめされました。

 

監督のダークな世界観にマッチした物語に、

豪華キャスト陣の素晴らしい演技の数々。

 

アカデミー賞ノミネートも納得の名作でしたね。

 

嘘だらけの人生を歩んできた主人公の末路とは。

 

皆さんもぜひ一度、

"騙された"と思って観てみてください!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

リリスの策略と獣人

 

映画.com より引用

 

ネタバレありパートでは、

本作の重要な二つのポイントである

リリスの策略スタンの最後について

考えていきたいと思います!

 

 

まず最初にリリスの策略ですが、

いやーまんまとスタン騙されていましたね😅

 

表向きの取引としては…

 

リリスはスタンに顧客の情報を与え、

代わりにスタンはリリスセラピーを受ける。

 

リリスはお金に興味がないので、

全額スタンが貰えるというものでした。

 

スタンが明らかに得する内容で、

普通に考えれば怪しさ満載ですが

 

彼は自分の力にうぬぼれていて、

疑うことをしませんでした。

 

その結果セラピーによって、

リリスはスタンの弱みを握ることに成功し、

彼を徐々にコントロールしていきます。

 

危険な仕事は全てスタンが行い、

リリスが関わっていた証拠は残りません。

 

リリスの目的については、僕は単純に

お金を独り占めするためかと思っていましたが

 

一般的な考察は権力者(ターゲット)への復讐

ようですね。

 

確かに、リリスエズラによって

暴力を受けていたことは明かされていました。

 

 

次に、スタンの最後についてですが、

まさか獣人になってしまうとは衝撃的でした!

 

物語序盤で、獣人の描写が多かったり、

人を獣人にする方法が語られていたのは、

全てラストへの伏線だったのですね。

 

あれだけお酒は飲まないと豪語していた彼が、

お酒のために獣人化してしまうとは、

なんとも皮肉なものです。

 

父を殺害し、カーニバルの一座にたどり着き、

獣人と出会ったあの時から既に、スタンの運命は

狂い始めていたのかもしれません。

 

 

まとめ

 

ギレルモ・デル・トロのサスペンス

✅ ダークな世界観で人間の闇を描く

✅ 毒の効いたラストは必見!

 

「ナイトメア・アリー」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

先日、「Good Time 」や「Fireflies」で

有名なOwl Cityのライブに行ってきました!

 

海外のアーティストのライブは初なので、

貴重な体験ができました✨

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

※ 映画ブログランキングに参加中。

  皆様の1クリックのご協力お願いします!