今夜は映画ナイト!

洋画・ディズニー作品・海外ドラマを中心としたエンタメブログ!たまに雑談も・・

# 69 【25年間 難解と言われた作品!】「12モンキーズ」を考察してみた!

後期の授業は原則対面ということで、嬉しいような、心配なような?

こんにちは!WDFです!

今回は、ブルース・ウィルス主演のSF映画12モンキーズを紹介していきます。

実はこの映画、ただのSF映画ではないんです!

1995年に制作され、今もなお難解映画として注目されている作品なんです!

この作品について色々な解釈がありますが、今回僕なりの考察をしてみました。

それでは「12モンキーズ」の世界へ!

f:id:WDF:20200908173943j:plain

https://eiga.com/movie/47142/ 映画.comより引用

あらすじ

1996年謎のウイルスにより人類の99%が死亡し、残りの人類は地下に暮らしていた。

囚人ジェームズ・コールは、科学者たちの命令により、過去に戻りウイルスの原因を突き止める任務が与えられた。

手掛かりは謎の組織12モンキーズ・・

しかし彼はウイルスの拡散が起こった1996年に戻されるはずが、1990年に戻されてしまう。

(以下、映画のネタバレを含みます!)

 

考察① 謎のささやく声の正体は?

コールはタイムトラベルを繰り返すうちに、何度も謎のささやく声を聴きます。

ベッドにいる時や、空港のトイレや、様々な場面で謎の声がやってきます。

しかし映画では謎の声の正体は明かされません。

この謎の声の正体は、もう一人の自分の声ではないか。

コールはタイムトラベルを繰り返すうちに精神病のような状態に陥ります。

なので謎の声は、精神病によるもう一人の自分の声である可能性が高いです。

しかし、ここで難解ポイントが一つ!

謎の声は、コールのことをボブと呼びますが、1996年に出会う路上者もコールをボブと呼びます

そして彼は、「監視されている。」「歯に追跡装置がある。」と伝えます。

1996年にコールの事情を知る人間がいるはずないので、謎の声の正体は路上者?

ここで次の考察が、路上者と謎の声は別物説!

路上者の正体は、コールと同じように未来から送られてきた人物。

しかし彼は任務を捨て、1996年にとどまっているのです。

彼は歯がないので、追跡装置もなく、1996年に逃げ留まれますし、コールの事情も知っているはずなので、つじつまが合います。

一見他の謎の声と繋がりがあるようで、実は別物なのではないでしょうか。

いやめっちゃムズッ!

f:id:WDF:20200908203447j:plain

https://movies.yahoo.co.jp/movie/29038/photo/?page=2

Yahoo!映画より引用

考察②ウイルス拡散は阻止できたのか?

12モンキーズ」という組織がウイルスを拡散したと思いきや、真犯人は別にいました。

細菌学者ゴインズ博士の助手ピーターズが、ウイルスを盗み出し、世界へばらまいたのでした。

空港にてコールは銃でピーターズを殺そうとしますが、その前にコールは警官に撃たれてしまいます。

それはまさに、コールが毎晩見る夢と同じ状況でした。

ピーターズは生き延び、飛行機の席に着きます。

その隣に座っていたのは、コールを過去に送り込んだ科学者の一人でした・・!

ここで難解ポイント!

科学者は正義か悪か?

隣に座っていた科学者は、コールが失敗した為に未来から代わりにやってきた・・

つまり、ウイルスの拡散は防止できたという説があります。

果たして本当にそうなのでしょうか?

 

そもそも科学者はウイルスの拡散防止の目的は無かったのではないか!

コールは空港で未来からきた囚人仲間に銃を渡されます。

しかし、ターゲットの名は明かされませんでした。

普通、銃を渡して、この人を狙えとまで伝えますよね。

なぜ伝えなかったのか?

それは、警官にコールを撃たせる為です

つまり、コールを殺す為と言えますね。

中々ややこしいので、簡単にまとめてみると

 

①科学者はコールに細菌入手を命じる。(拡散防止ではない)

②コールは拡散防止をしようとした。

③コールに過去を変えさせないため、コールを殺し、科学者は目的通り細菌を入手した。(ラストシーンの科学者が入手した。)

 

あーーブログにまとめるのも一苦労ですね(笑)

科学者は未来で細菌を研究し、ワクチンを作っていればいいですが、もしかしたらグルなのかもしれないですね・・

 

いかがでしたか?

解釈は色々あるので、これが正しいとは限りません!

皆さんもぜひ映画をチェックして、解釈してみてくださいね!

これからも映画の考察やレビューをしていきますので、興味のある方はぜひ読者登録よろしくお願いします!

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!