皆さんこんにちは!WDFです!
先日、『シャッターアイランド』という作品を見ましたが、面白すぎました!
ジャンルはミステリーのいわゆる、最後にどんでん返しストーリーでした。
物語に様々な伏線が張られていて、最後に一気に全てをひっくり返す‥
見ていて本当に飽きないですよね!
『シャッターアイランド』ミステリー好きな方なら是非見てみてください!
今回は、そんなどんでん返しショート・ストーリーです。
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メッセージ
私は夜遅くまでバイトをしていて、家に帰るともう時計は0時をつげようとしていた。
「今日はもう疲れたし、ぱっぱと風呂にはいって寝ちゃおう‥」
「ピー。メッセージが6件届いています」
家の電話に6件の伝言メッセージが届いていた。
それは全て、友達のMからだった。
「めっちゃメッセージきてるじゃん。どうしたんだ、あいつ。まぁ聞いてみるか」
①「もうすぐ22時だな!いよいよ俺たちの作ったミステリー映画『シャッターストリート』が地上波で放送だ!」
「あれ今日かぁ。忘れてたな。てか、わざわざそれを連絡してきたんだ。
まぁでも、素人の俺らが作った映画が地上波に取り上げられるってすごいことだよな」
②「わぁぁぁぁ!」
「え、なにこのメッセージ。急に叫んであいつ大丈夫か。
ちょっ、次の聞いてみよ」
③「振り返ってみると、お前の叫ぶ演技とか、ホント上手だったよな。
お前がいてこそ、この映画が完成したよ。本当にありがとう。」
「あぁ、叫ぶ演技ね。急にするからめっちゃびびったじゃん。
まぁ、俺も昔から俳優に憧れてたしな。演技には自信あるよ」
➃「あ、そう言えば、家のテレビの録画機能壊れてたっけ。
どうしようかな。んっ?」
「いやこのメッセージいらないだろ。てか、分けずに一気にメッセージ送ればいいのに。あいつ天然だからなぁ。まぁ、そこが面白いんだけど」
➄「助けて」
「いや、助けてって言われても、あいつの家のテレビの事情はしらないよ」
⑥「おい、誰だ、あんた」
「んっ‥?どういうことだ?
何か変だなこのメッセージ。あ、もうこれで最後か‥」
「ピー。以上メッセージ6件。
ランダム再生機能を終了します」