Hitsujitachi no Chinmoku (1991) - IMDb
IMDb より引用
皆さんこんばんは! iBUKi です!
当ブログにお立ち寄り頂き、
ありがとうございます😊
今回は、第64回アカデミー賞において、
作品賞・監督賞・脚色賞・主演男優賞・
主演女優賞の計5部門を受賞し
映画史に大きな功績を残した
言わずと知れる名作サスペンス・スリラー
「羊たちの沈黙」の
感想と解説を行っていきます!
恥ずかしながら、
今回が初めての鑑賞となった本作。
有名な作品ほど逆に観れていない…
これって映画あるあるですよね?(笑)
🎬CONTENTS
ネタバレについて
本記事では、ネタバレなしとありの両面から
作品の感想/解説を行っています。
ネタバレに関して、
一部ストーリーの内容を扱っていますので、
未鑑賞の方はご注意ください。
作品基本データ
メイン・キャスト
クラリス | ジョディ・フォスター |
レクター | アンソニー・ホプキンス |
クロフォード | スコット・グレン |
ビル | テッド・レヴィン |
チルトン | アンソニー・ヒールド |
監督 | ジョナサン・デミ |
製作年 | 1991年 |
製作国 | アメリカ |
時間 | 118分 |
原題 | The Silence of the Lambs |
配給 | ワーナー・ブラザース |
視聴方法
見放題 | Prime Video, U-NEXT, Hulu |
※ 2024年4月19日時点のFilmarksの情報を
参考にさせていただきました。
あらすじ
女性を狙った連続殺人事件の捜査に
加わることになったFBI訓練生のクラリス。
被害者の遺体からは皮膚が剝ぎ取られている
という異常性が見られることから
FBIは、猟奇殺人で捕まった囚人レクター博士に
捜査の協力を依頼する。
彼女に事件解決のヒントを与え、
捜査は良い方向へ動き出す。
しかし、協力の見返りとして、
別の刑務所へ輸送されたレクター博士は、
次第にその残忍さを見せ始めるのであった。
ネタバレなしの感想と解説
心理戦とミステリーを楽しめ!
羊たちの沈黙 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)
映画.com より引用
レクター博士を描いたシリーズを原作とした
サスペンス・スリラー映画です。
小説では2作目の「羊たちの沈黙」ですが、
映画シリーズとしては、第1弾となります。
普通、ホラー・スリラー系の作品は、
賞レースを取りにくい傾向にありますが
本作はその完成度の高さから、
アカデミー賞主要5部門を受賞しました。
今なお語り継がれる名作。
いざ鑑賞してみると、
やはり力強い作品に仕上がっていましたね…
本作について色々語っていきたいと思いますが、
まずは見所について注目していきましょう!
① クラリスとレクターの心理戦
FBI訓練生のクラリスは、
バッファロー・ビルと呼ばれる
連続殺人鬼の正体を掴むため、
レクター博士に捜査の協力を依頼します。
レクター博士とは、
最も危険な囚人の一人でした。
パッと見は紳士的な落ち着いた人ですが、
被害者を食べるという残虐性のある殺人鬼です。
また、著名な精神科医であることから、
観察力に優れ、人を意のままに操るのでした。
クラリスは事件解決のため、
レクター博士から手掛かりを引き出そうとし
対するレクター博士は、
クラリスの過去を探ろうとします。
頭脳明晰な二人が繰り広げる高度な心理戦は、
俳優の演技力も相まって緊迫感満載でした!
② 連続殺人事件の真相
本作のもう一つの見所は、
バッファロー・ビルの事件の真相です。
被害者は全員女性で、
遺体からは皮膚が剥ぎ取られているという
この恐ろしく残忍な事件…
レクター博士の手掛かりを元に、
FBIは捜査を続けていきますが、
果たして犯人は捕まるのでしょうか。
深まる謎に迫りくるタイムリミット。
そして、博士の発言を信じるべきなのか。
心理戦とはまた異なるスリリングな展開は、
最後まで見逃せませんでした!
それにしても、90年代映画のFBIの雰囲気、
なんか好きですねー(笑)
ふと「X-ファイル」を思い出しました。
ネタバレありの感想と解説
タイトルの裏にある大きな影
映画.com より引用
"The Silence of the Lambs"="羊たちの沈黙"
これはなかなかユニークなタイトルですが、
一体どのような意味が込められているのか、
考察していきたいと思います!
"羊"や"沈黙"といったキーワードは、
実は劇中にしっかり登場しており、
それはクラリスの過去に関係していました。
彼女は孤児になった際、
牧場を営む叔父の家で育てられましたが
そこで、子羊が殺される瞬間を目撃し、
クラリスに大きなトラウマを与えます。
彼女は子羊たちを助けることができず、
大人になった今でも夢の中で、
子羊の悲鳴が聞こえるというのです。
これは、クラリスがFBIにいる動機にも繋がり、
子羊とバッファロー・ビルの事件を重ね合わせ、
被害者たちを今度こそ救おうとしていました。
"羊たちの沈黙"とはすなわち、
羊たちが悲鳴を上げていない状態ですから
これはクラリスがトラウマを克服した
ことに繋がります。
確かに、物語のクライマックス、
彼女は誘拐されていた議員の娘の命を救い
子羊たちを救えなかった過去と
決着をつけたと言えるでしょう。
しかし、ここで一つ面白いのは、
実現できなかったという点です。
レクター博士の助言があり、
クラリスがそれを信じたからこそ、
事件は解決に向かったのでした。
"羊たちの沈黙"の裏には、
レクター博士の大きな存在があるわけですね。
物語の最後、
クラリスは正式なFBI捜査官に就任しますが、
レクター博士は野放しのままとなります。
これは絶対にバッドエンドですよね😱
一人の殺人鬼を捕まえ(死んでしまいますが)、
代わりに怪物を解き放ってしまう…
しかし、こんなにも続きが気になる
バッドエンドとはやはり流石の面白さです。
これは是非続編の「ハンニバル」も観て、
記事にしなくては!
まとめ
「羊たちの沈黙」
まだ観ていない方は、ぜひチェックです!
最後までお読み頂きありがとうございました。
これからも、沢山の洋画情報を
お届けしますので
ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!
それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!
バイバイ!
おまけの一言
奈良旅行シリーズの続きです!
旅行と言えば、お土産は必須♪
写真は大仏プリンです。
変わり種のどら焼きを買いました!
って、スイーツばっか(笑)
奈良旅行シリーズ最後までお付き合い頂き
ありがとうございました😊
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