今夜は映画ナイト!

洋画・ディズニー作品・海外ドラマを中心としたエンタメブログ!たまに雑談も・・

【感想/解説】「アンテベラム」絶対にネタバレ厳禁な社会派スリラー映画の真相が怖い!

 

          「アンテベラム」

 

(C)2020 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.

 

皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、「ゲット・アウト」や「アス」など

数々のスリラー映画製作に携わってきた

 

ショーン・マッキトリック参加の

社会派スリラー作品「アンテベラム」

感想と解説を行っていきます!

 

絶対にネタバレ厳禁の

これまたとんでもない映画でした…

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

エデン ジャネール・モネイ
エリザベス ジェナ・マローン
ジャスパー ジャック・ヒューストン
ジュリア キアシー・クレモンズ
ドーン ガボレイ・シディべ
監督1 ジェラルド・ブッシュ
監督2 クリストファー・レンツ

 

製作年 2020年
製作国 アメリ
時間 106分
原題 Antebellum
配給 キノフィルムズ

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video

 

※ 2023年5月1日時点の情報です

 

あらすじ

 

 

南北戦争下の、アメリカ南部。

黒人は白人の奴隷にさせられ、

綿花農場で働く残酷な日々を送っていた。

 

奴隷の一人エデンは逃げ出す機会を

じっとうかがっていたが、

状況は一向に変わらないままだった。

 

一方、現代のアメリカ。

社会学者のヴェロニカは家族に恵まれ、

幸せな日々を送っていた。

 

しかし、ある日仕事で訪れたホテルで、

彼女の人生は一変してしまう。

 

決して交わるはずのない二人の運命が、

次第に交錯し始めるのであった。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

社会派×どんでん返し

 

アンテベラム : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

ゲット・アウト」や「アス」の

プロデューサーが放つスリラー映画…

 

という宣伝文句に惹かれて、

思わず観てしまった本作「アンテベラム」。

 

アカデミー賞を受賞した「ゲット・アウト」は、

人種差別問題とスリラーを見事に融合させた

映画史に残るとんでもない作品でしたが

 

今回もまた、社会問題を投げかけながら、

怖くて不気味な世界観を作り上げるという

本当にどえらい一作でした😅

 

人種差別の重いテーマを含んでいるので、

軽い気持ちでおススメはできませんが、

観る価値は大いにある映画だと思います。

 

 

ストーリーとしては、綿花農場で働くエデンと

社会学者であるヴェロニカの二人の人生が、

次第に交わる”どんでん返しもの”です。

 

たった一つのポイントなのですが、

それを知ってしまうだけで面白さ120%減

まさにサプライズの効いた物語でした!

 

最初に、南北戦争時代に本当にあった、

黒人奴隷の過酷な生活を観た後、

場面はアラームの音と共に現代に飛びます。

 

観客は頭の整理が追いつかず、

「今のは一体何だったんだ!?」

という気持ちになります。

 

しかし、その後も待ち受けるのは違和感の連続

 

現代と過去が交錯したような、

世にも奇妙な体験でした。

 

 

…これ以上書くと、

うっかりネタバレしそうなので、

ここで感想を一旦心にとめておきますが

 

この結末はぜひ、

実際に本編を観て確認して欲しいですね!

 

ハードルを上げ過ぎている気もしますが、

この発想はなかったというかんじです(笑)

 

じわじわくる不気味な世界観。

 

そして、人種差別という問題に着目し、

単に過去は過去、現代は現代と言えるのか、

観客に問いかける斬新な構成。

 

社会派×どんでん返しの物語を、

お楽しみください!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

違和感の真相と、驚愕の結末

 

映画.com より引用

 

※ ここからは、作品の重要なネタバレを含むので、

  未鑑賞の方はご注意ください

 

 

本作の構成を改めて振り返ってみると

 

序盤:エデン(南北戦争時代)

中盤:ヴェロニカ(現代)

終盤:エデン/ヴェロニカ

 

という3パートに分けることができますが、

序盤と中盤は違和感だらけの妙な描写や

セリフが目立ちました。

 

例えば…

 

・エデンは自分の名前を嫌がっている

・部屋の中で大股で歩く練習をしている

初対面のジュリアがエデンを知っている

 

実はこれらは単なる違和感ではなく、

終盤で全て回収されるお見事な伏線

だったのです!

 

 

結末は、M・ナイト・シャマラン監督の

「ヴィレッジ」を彷彿させる展開で

 

南北戦争時代と思っていた世界は、

まさかの現代だったのでした😱

 

綿花農場の正体は、南北戦争時代を良しとする

白人至上主義のコミュニティだったという

わけですね…

 

ヴェロニカを含む黒人の人達はみな、

誘拐されて奴隷にさせられていたのです。

 

そして、先程紹介した違和感の真相ですが

 

・エデンは自分の名前を嫌がっている

→ 本名はヴェロニカ。エデンは偽りの名前だったから

 

・部屋の中で大股で歩く練習をしている

→ こっそり逃げ出す予行演習だった

 

初対面のジュリアがエデンを知っている

→ヴェロニカは著名な社会学者だったから

 

一気に違和感が解消されるのは、

どんでん返し映画の醍醐味ですね!

 

 

それにしても、ジャンプスケアや

オカルト的な怖さはないものの、

人が怖すぎる忘れられない作品でした。

 

歴史は繰り返す…なんて言葉もありますが、

もう二度と人種差別などあってはなりません。

 

 

まとめ

 

✅ どんでん返し映画好きは必見!

✅ かなり攻めた社会派スリラー

✅ 繰り返してはならない歴史

 

「アンテベラム」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

待ちに待ったGW🔥

有意義な時間の使い方をするぞー!

 

ブログランキング・にほんブログ村へ

※ 映画ブログランキングに参加中。

  皆様の1クリックのご協力お願いします!