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【感想/解説】「バービー」実写化はまさかの深い作品だった!アートでポップな意外な名作が誕生

 

           「バービー」

 

(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.

 

皆さんこんばんは! iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、あの世界的人気を誇るバービー人形

マーゴット・ロビー主演で迎えた実写化作品

 

「バービー」

感想と解説を行っていきます!

 

 

鑑賞前は誰もが、

バービーを実写化するなんて一体どうなるの?

という期待と不安を胸にした本作ですが

 

映画批評サイト🍅でも評判が良かったように、

いざ観てみると、予想外の名作で驚きました!

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

バービー マーゴット・ロビー
ケン ライアン・ゴズリング
グロリア アメリカ・フェレーラ
サーシャ アリアナ・グリーンブラット
マテル社CEO ウィル・フェレル
変てこバービー ケイト・マッキノン
大統領バービー イッサ・レイ
ノーベルバービー エマ・マッキー
ケン シム・リウ
ナレーター ヘレン・ミレン
監督 グレタ・ガーウィグ

 

製作年 2023年
製作国 アメリ
時間 114分
原題 Barbie
配給 ワーナー・ブラザーズ

 

視聴方法

 

2023年8月11日より、

全国ロードショー公開中です!

 

あらすじ

 

 

完璧な毎日が続くバービーランドでは、

様々なタイプのバービーケンたちが

パーティ三昧の幸せな日々を送っていた。

 

ところが、ある日突然バービーは、

死を考えたり、かかとが地面に着いたりと、

バービーらしさを徐々に失い始める。

 

 

原因を探るために人間界に向う彼女だったが、

そこはバービーランドと正反対の世界。

 

完璧なんて存在しない世界の真実を知った今、

バービーランドと人間界の二つを股に掛けた

大きな事件が発生してしまう!

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

バービーが世界に物申す!

 

バービー : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

バービーと言えば、トイ・ストーリー」シリーズ

登場していたよなぁ…というくらいに、

ほとんどバービーの知識がない自分。

 

子供から大人まで世界中で愛されている人形の

実写化ですから、本作はファミリー向けかなと

想像していました。

 

しかし、その期待はいい意味で

裏切られることになります!

 

冒頭、子供たちが赤ちゃんの人形で遊んでいる

ところに突如現れる巨大バービー。

 

すると、子供たちが赤ちゃんの人形を

これでもかというくらいに壊し始めます。

 

人形業界のバービーの台頭を示す場面ですが、

そこまでしなくても(笑) という感じで、

早くも本作の勢いが現れています。

 

そう!本作は、メッセージ性が強い

かなり大人向けの作品となっているのです!

 

 

物語としては、バービーランドに住むバービーが

あることをきっかけに人間界へ行くことになる

ファンタジーものです。

 

しかし、このファンタジーの世界の中には、

今の社会を風刺するような表現が沢山あります。

 

例えば、バービーたちは、人間界の女性に

夢とパワーを与えていると信じていましたが

 

実際に人間界に来てみると、

そこには男性中心の社会が広がっていました。

 

バービーを生み出すマテル社ですら、

TOPの経営陣はみな男性だったのです。

 

女性社会男性社会女性らしさ男性らしさ

という今の時代描き方の難しいテーマに

コメディを交えて切り込んでいるわけですね!

 

 

このように、バービーが世界に物申す

実は一癖も二癖もある本作。

 

もちろんバービーのキラキラした世界も

しっかり楽しむことができますが

 

"アメリカ映画らしい勢い"に

是非呑み込まれてみてください!

 

 

○○監督風×最高の楽曲

 

映画.com より引用

 

本作をより一層面白くしているのが、

強いメッセージ性に加えられた魔法のスパイス

コメディ要素ミュージカル要素です!

 

この2つの要素があることによって、

エンタメ映画として仕上がっていましたし、

バービーの世界を楽しむことができました。

 

 

まず、コメディ要素についてですが、

思わずクスッと笑ってしまうシーンが

沢山ありましたね~(笑)

 

海外の笑いのツボって

日本と少し違ったりするんですけれども

 

一目見て面白いなと感じる笑いがあるので、

割と多くの人に刺さるのではないでしょうか。

 

玩具感を出したセットもアートになっていて、

グランド・ブダペスト・ホテル」などの

ウェス・アンダーソン監督味がありました。

 

 

そして次に、ミュージカル要素の楽曲が

最高すぎます!

 

Lizzo の「Pink」

Dua Lipa の「Dance The Night」

Billie Eilish の「What Was I Made For?」等々

 

超人気のアーティストが参加していて、

本作を盛り上げてくれています♪

 

これはサントラが欲しくなりますね~

 

Dua Lipa はバービーの一人として

出演もしているので、是非探してみてください!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

MVPはケン

 

映画.com より引用

 

※ ここからは本作の重要なネタバレを含みますので、

  未鑑賞の方はご注意ください!

 

 

本作では、色んなキャラが登場しましたが、

皆さんのMVPは誰ですか?

 

僕としては、ライアン・ゴズリング演じる

ケンがMVPだったと思います!

 

最初は、バービーの恋人かつおまけ役としての

登場でしたが、物語が進んでいくにつれ、

重要なポジションを担ってくれていました。

 

まさか、ケンが人間界の男性らしさに憧れ、

バービーランドを男性社会に変えるという

バービーの対立的な存在になるとは…😲

 

従来の展開でしたら、恋人止まりですので、

こういう一捻りあるのは良いですよね!

 

最初は、ライアンがケンを演じることに

批判もあったようですが

 

いざ観てみると、彼の魅力が溢れる

素晴らしいケンだったと思います!

 

 

バービーが見つけた答えとは?

 

映画.com より引用

 

これまでご紹介してきたように、

本作はドラマ・コメディ・ミュージカルと

一つのジャンルに絞られない作品でしたが

 

その物語の最終的な着地点には、

「自分らしさ」を見つける大切さという

深いメッセージがあったように思います。

 

バービーとケンは今回の冒険で、

女性らしさ・男性らしさに振り回されましたが

 

最後には、自分のありたい姿を

探すことができていました。

 

バービーもケンも沢山存在していますが、

みんな同じ姿になる必要はなく

 

それぞれの夢や目標を持つべきであって、

そこに優劣はないのです。

 

バービーが人間に憧れ、そして母親になる

という結末は正直予想外ではありましたが、

 

なりたいものには何にでもなれる

そんなマテル社の想いが隠されていたのかも

しれませんね!

 

いやー改めて、

こんなにも考えさせられるとは(笑)

 

一見スルーしてしまいそうな本作ですが、

観る価値のある名作だったと思います😊

 

 

まとめ

 

✅ バービー実写はまさかの大人向け!

✅ アートなセットとPOPな音楽に注目

✅ 大切なのは自分のありたい姿を探すこと

 

「バービー」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

約1年ぶりくらいに運転しました。

昔は車に憧れたのに、

今は怖くて全然乗れません😅

 

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