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【感想/解説】「哀れなるものたち」こんな作品観たことない!映画ファンに今話題のエマ・ストーン最新作が凄い

 

           「哀れなるものたち」

 

(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

 

皆さんこんばんは!iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、本年度アカデミー賞にて、

主演女優賞をはじめ計11部門にノミネートされた

ヨルゴス・ランティモス監督の話題作

 

「哀れなるものたち」

感想と解説を行っていきます!

 

記念すべき2024年初の劇場鑑賞となりましたが、

とんでもない作品に遭遇してしまいました😅

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

ベラ エマ・ストーン
ダンカン マーク・ラファロ
ゴドウィン ウィレム・デフォー
マックス ラミー・ユセフ
アルフィー クリストファー・アボット
監督 ヨルゴス・ランティモス

 

製作年 2023年
製作国 イギリス
時間 142分
レーティング R18+
原題 Poor Things
配給 ディズニー

 

視聴方法

 

2024年1月26日より、

全国ロードショー公開中です!

 

あらすじ

 

 

天才外科医ゴドウィンの家には、

ベラという名の若い女性が住んでいた。

 

彼女は一度自殺を図っていたが、

ゴドウィンの手によって蘇生したのである。

 

しかしその時、胎児の脳が移植されたため、

ベラの精神年齢は子供と同じだった。

 

やがて急激に成長をしていくベラは、

世界を自分の目で見たいと思うようになり、

弁護士ダンカンと共に旅に出る。

 

 

予告編

 

youtu.be

 

ネタバレなしの感想と解説

 

全く新しい映画体験がここに

 

哀れなるものたち : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

洋画がとっても大好きですが、

ディズニーやマーベル、ホラーにミステリー等

いわゆるエンタメ作品を中心に観ている自分。

 

今年はそんな自分を少し変えて、

色んなジャンルの映画に触れてみようと思い、

挑戦したのが本作「哀れなるものたち」です。

 

ポスターや予告編を見ての通り、

本作は非常に奇抜な作品となっていて、

そこには全く新しい世界が広がっていました。

 

もうこれは完全に芸術的で独創的で、

監督のやりたいことが詰まっており、

良い意味でエンタメ作品ではありません。

 

正直、「感想どうだった?」と聞かれて、

「めちゃめちゃおススメだよ!」とは

答えられないのですが…

 

人生経験として映画経験として、

とても価値があったように思います

 

 

本作の注目ポイントとしては、

やはりエマ・ストーンの圧巻の演技力と、

アートな映像・音楽になります。

 

今回彼女は、見た目は大人だけど

精神年齢は子供という難しい役に挑戦し、

 

言葉を全く知らない状態から

自立した強い大人の女性の姿まで、

見事に演じ切っていました。

 

僕の中では、エマと言えば、

アメイジングスパイダーマン」の

グウェンの可愛いイメージがあったので

 

「ここまでするんだエマ・ストーン!」

驚いてしまいましたね~💦

 

これはぜひ、アカデミー主演女優賞を

狙いたいところです!

 

そして、もう一つの注目ポイントの

映像・音楽も忘れてはいけません。

 

ウェス・アンダーソン監督味を感じる

アートなセットやビジュアル

 

クセになってしまう何とも奇妙な音楽

 

これらが本作の異色な世界観を

際立たせていました。

 

悪夢というと語弊がありますが、

美しくもあり不気味でもあり

 

もしも、こんな夢を見たとしたら、

一生忘れることはないでしょう。

 

 

このように本作は、

どんな言葉を並べても語りつくせない

驚異の映像体験がありました!

 

これは是非、チャレンジャーな方は、

映画館で味わってみてください。

 

因みに、観に行かれる際は、

お一人で行くことをおすすめします(笑)

 

本作は、R18指定となっており、

そのレーティングにふさわしいシーンが

満載だったのでご注意を😅

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

僕たちみんな哀れなるものたち

 

映画.com より引用

 

本作のストーリーを振り返ってみると、

難解という程ではありませんでしたが

 

この奇抜な世界を通して、

製作陣は観客に何を伝えたかったのか

考察しがいがあったように思います。

 

中でも一番気になるのはタイトルで、

哀れなるものたちとは一体誰なのでしょうか

 

 

本作の登場人物はみなユニークでしたが、

その多くに悲しい一面がありました。

 

胎児の脳を移植されて生まれたベラ。

 

父親から虐待された過去を持つゴドウィン。

 

お酒・ギャンブル・女性に溺れるダンカン。

 

人の上に立つことで喜びを得るアルフィー

 

そして、本作にはびっくりしてしまう程、

なぜか性描写が多く含まれていましたが

 

それを大スクリーンで

多くの人が一緒に観ていると思うと、

僕たち観客も少し哀れに思えてきました😅

 

 

しかし、そんな哀れなるものたちだとしても、

人はみな精一杯生きているんだと感じました。

 

生まれた境遇が悲しいベラは、

ダンカンと世界を旅するなかで、

社会のマイナスな一面に沢山遭遇しますが

 

最終的にたどり着いた答えは、

生きることの素晴らしさでした。

 

人は誰もがみな完璧ではないですし、

社会には多くの問題が残っていますが

 

ベラのように、それを自ら知ろうとし、

未来を切り開こうとする者もいます。

 

もしも「哀れなるものたち=私たち」なら、

それはかなり皮肉めいたタイトルですが

 

最後にベラが自立した強い女性になったように、

本作は明るい未来を信じる作品でもあったのでは

ないでしょうか!

 

 

まとめ

 

✅ エンタメ作品ではなく芸術作品

アカデミー賞ノミネート納得の完成度

✅ ベラの辿り着いた答えに注目!

 

「哀れなるものたち」

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

運転免許の初回更新行ってきました。

自慢じゃないですが、

完全なるペーパードライバーです。

 

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