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【感想/解説】「レッド・ドラゴン」クラリスとレクター博士が出会う前の物語!三部作最後にして最高の前日譚!

 

                   レッド・ドラゴン

 

レッド・ドラゴン : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

映画.com より引用

 

皆さんこんばんは! iBUKi です!

 

当ブログにお立ち寄り頂き、

ありがとうございます😊

 

今回は、羊たちの沈黙ハンニバルに続く

人を食べる猟奇殺人鬼レクター博士を描いた

サスペンス・スリラー映画のシリーズ第3弾

 

レッド・ドラゴン

感想と解説を行っていきます!

 

このシリーズもいよいよ大詰めを迎えますが、

第1作目「羊たちの沈黙」に並ぶくらい、

めちゃめちゃ面白い作品でした!

 

 

🎬CONTENTS

 

ネタバレについて

 

本記事では、ネタバレなしとありの両面から

作品の感想/解説を行っています。

 

ネタバレに関して、

一部ストーリーの内容を扱っていますので、

未鑑賞の方はご注意ください。

 

作品基本データ

 

メイン・キャスト

 

レクター博士 アンソニー・ホプキンス
ウィル エドワード・ノートン
フランシス レイフ・ファインズ
ジャック ハーヴェイ・カイテル
リーバ エミリー・ワトソン
フレディ フィリップ・シーモア・ホフマン
監督 ブレット・ラトナー

 

製作年 2002年
製作国 アメリ
時間 125分
原題 Red Dragon
配給 UIP

 

視聴方法

 

見放題 Prime Video, U-NEXT, Hulu 他

 

※ 2024年5月17日時点のFilmarksの情報を

  参考にさせていただきました。

 

あらすじ

 

 

FBI捜査官のウィルは、

優れた観察力と想像力で、

レクター博士の逮捕に成功する。

 

しかし、瀕死の重傷を負ってしまい、

FBI捜査官の仕事を退職することに。

 

それから年月が経ち、

引退生活を楽しむウィルのところへ、

元上司のクロフォードが訪ねてくる。

 

世間を騒がせている新たな猟奇事件について、

彼にFBIへの復帰を頼みに来たのだった。

 

しぶしぶ仕事を引き受けたウィルは、

事件解決のアドバイスを貰うため、

獄中のレクター博士接触を試みる。

 

しかし、それはウィルにとって、

恐怖と対峙する試練の始まりにすぎなかった。

 

 

ネタバレなしの感想と解説

 

必見!レクター博士の前日譚

 

Red Dragon (2002) - IMDb

IMDb より引用

 

名優アンソニー・ホプキンス

レクター博士を演じる最後の作品となる

今作「レッド・ドラゴン」。

 

前作「ハンニバル」は、

脱獄したレクター博士が本領発揮をし、

ショッキングな映像が記憶に残っていますが

(あの脳のシーンはトラウマ級😱)

 

今作では時系列は過去にさかのぼり、

1作目「羊たちの沈黙」以前の出来事

描かれています。

 

レクター博士クラリスに出会う前、

彼を逮捕した人物とは一体何者なのか。

 

そして、その捜査官がレクター博士と協力して

挑んだ猟奇事件について言及されているのです。

 

羊たちの沈黙」で脚本を務めた

テッド・タリーが今作も脚本を担当し

 

まさに1作目を彷彿させる

スリリングかつミステリアスな物語

仕上がっていましたね!

 

 

今作の見所となるのはやはり、

"レッド・ドラゴン"を名乗る犯人の

猟奇事件の真相です。

 

捜査官のウィルは、

同一犯による2つの一家惨殺事件を調べますが、

そこには様々な謎が残されていました。

 

犯人はどうやって被害者を選んでいるのか。

なぜ被害者の家の構造を知っていたのか。

 

ウィルはレクター博士のヒントを元に、

事件解決を目指しますが

 

中にはレクター博士の与える試練もあり、

彼は時に追い詰められます。

 

1作目と同様の高度な心理戦と、しっかりとした

ミステリー要素は見応え満載でした!

 

 

レクター博士を逮捕したウィル捜査官役を

務めたのは、エドワード・ノートン

 

そして、猟奇事件の犯人を

ハリポタのヴォルデモート卿で有名な

レイフ・ファインズが演じています。

 

豪華キャスト陣でおくる今作は、

これまでの作品の中で一番興奮しましたね!

 

また、「羊たちの沈黙」で初登場を果たした

チルトン医師が再び戻ってきていたりと

 

ハンニバル」シリーズを追ってきた人には

嬉しい小ネタも沢山あります。

 

レクター博士の前日譚として、

1本のサスペンス・スリラー映画として、

素晴らしい仕上がりではないでしょうか!

 

 

ネタバレありの感想と解説

 

犯人の正体とホームビデオ

 

IMDb より引用

 

今作の一番好きなところは、

最初から最後まで緊張感が途切れることなく

物語が進んでいく点です。

 

冒頭、ウィル捜査官とレクター博士の対決で

一気に作品に引き込まれ

 

その後のレッド・ドラゴンとの戦いも、

いやーお見事でした!

 

前作「ハンニバル」も良かったですが、

個人的にはやや微妙に思う部分もあり

 

今作で再び「羊たちの沈黙」のあの面白さが

戻ってきてくれて嬉しかったですね。

 

何とまぁ皮肉なことですが、

レクター博士は捕まっている時の方が

魅力的に感じます(笑)

 

 

さて、対する今作の"レッド・ドラゴン"は

どうでしょうか。

 

レイフ・ファインズの演技力も相まって、

彼もまた魅力的なキャラクターに

仕上がっていたと思います!

 

本名フランシス・ダラハイドは、

人格の分裂した殺人鬼でした。

 

普段は優しい心を持った人物ですが、

その裏には"レッド・ドラゴン"を名乗る

もう一つの顔が隠されていたのです。

 

恐らく、人格が分裂した原因は、

子供時代の祖母の虐待だと思われます。

 

罵声を浴びせられ、虐げられてきた彼は、

もっと強い自分になりたいという

変身願望を持つようになり

 

そして、ある日出会った絵画の

大きな赤い龍を自身に重ねたのでした。

(ウィリアム・ブレイクの本当にある絵画のようです)

 

物語のクライマックスにおいて、

「リーバは渡さない!嫌だ!」と

一人叫んでいたことからも

 

ダラハイドはもう一つの人格と

葛藤していたことが伺えます。

 

彼の犯したことは許されませんが、

彼自身もまた被害者だったのです。

 

 

それでは最後に、

今作のキーポイントの一つである

ホームビデオについて考えていきます!

 

ウィル捜査官が事件を捜査していく中で、

犯人はなぜ被害者の家の構造に詳しいのか

 

という疑問点にぶつかっていましたが

その答えはホームビデオにありました。

 

被害者たちは皆、ある同じ会社に

ホームビデオの編集を依頼しており

 

その会社に勤めていたのが、

ダラハイドだったのです。

 

彼は仕事の権限によって、

ビデオの中身を見ることができ、

そこで侵入方法を探っていたわけでした😱

 

ウィル捜査官がビデオを見るシーンで、

やけにこの家族、編集が凝っているなぁ

と思ったら、会社に依頼していたんですね~

 

まさか、これが伏線だったとは(笑)

 

今はもう無料のアプリやツールで

簡単に映像の編集ができてしまうので

 

ホームビデオの編集を依頼するんだと

少し驚いてしまいました😅

 

 

まとめ

 

✅ 「羊たちの沈黙」の前日譚

レイフ・ファインズが殺人鬼を好演

✅ 心理戦とミステリーの面白さが復活

 

レッド・ドラゴン

まだ観ていない方は、ぜひチェックです!

 

 

おすすめ関連作品

 

☆「羊たちの沈黙

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

☆「ハンニバル

 

wdfmmovieusic.hatenablog.com

 

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

これからも、沢山の洋画情報を

お届けしますので

 

ぜひ読者登録・応援よろしくお願いします!

 

それでは次回の洋画の世界でお会いしましょう!

バイバイ!

 

 

おまけの一言
 

先日行ったとある居酒屋さんに、

たい焼きの天ぷらという

カオスなメニューがありましたが…

 

これが結構イケるんですよ~(笑)

 

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